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双日と大和ハウス工業 インドネシアで日本人向けサービスアパートメントを開業へ

2020.11.24 11:08

 双日(東京都千代田区)と大和ハウス工業(大阪市北区)は、双日グループがインドネシアで開発・運営を行う総合都市「デルタマス・シティ」内において開発している日本人家族向けサービスアパートメントの開業時期を2021年8月に決定したと発表した。
 「デルタマス・シティ」は、首都ジャカルタから東へ約40km。インドネシアに進出する日系企業の約半数(約900社)が集積するブカシ県、カラワン県の中核に位置している。2019年4月に在インドネシア日本国大使館付属のチカラン日本人学校が開校し、現在、官民合同でのスマートシティに関わる調査を進めるなど、今後も発展が期待されるエリアとなっている。
 両社は、日本人駐在員とその家族の住環境の整備を目的として、日本人学校の隣接地に同施設の開発・運営を行うことに合意。敷地面積1万1000㎡、延床面積1万9866㎡、鉄筋コンクリート造地上9階、総戸数148戸の建物を大和ハウス工業の現地法人である「PT.Daiwa Tetra Manunggal Konstruksi」が施工する。日本式ユニットバスの導入など、日本仕様で造り込んだ居住空間を提供するという。
 また、隣接する日本人学校へは専用通学路を設け、徒歩通学ができる環境を整えるとともに、付帯施設の充実やテナントの誘致(日系クリニック、日系進学塾、日系幼稚園など)も予定。両社はインドネシアにおいて、「Japan Quality(日本品質)」の優れた住環境を提供したいとしている。

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