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全日本不動産協会とオープンルーム 不動産実務のDX化推進で提携

2020.11.16 14:36

 全日本不動産協会(東京都千代田区)とオープンルーム(東京都渋谷区)は10月より業務提携を開始し、不動産実務のDX化を共同で推進することを決定した。
 両社は「IT技術を活用した不動産業界の変革」という共通の目標を持つことを確認し、全日本不動産協会の有する約3万6000社の不動産会社とのネットワークや長年の業界での活動から得られた知見と、オープンルームの技術を生かしたソフトウェア開発力とのシナジー効果が期待できることから、同目標の早期の実現に向けて業務提携の締結を行った。
 提携を通じ、全日本不動産協会は会員向けに展開する不動産業支援ポータルサイト「ラビーネット」における旗艦アプリケーションの一つとして、オンライン上で物件提案業務を完結できるサービス「フォレストPRO」をカスタマイズした「フォレスト・ラビー」を導入する。協会会員は今後、無料で「フォレスト・ラビー」を利用し、物件情報の加工・編集等作業工程を大幅に削減することができる。より本格的に同サービスの導入を希望する場合、協会会員は、オープンルームが別途展開する「フォレストPRO」(有料版)を会員限定の優待価格で利用することが可能になる。

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