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投資型クラウドファンディングで運営中のホテルをオフィスに再生

2020.11.16 14:51

ブリッジ・シー・キャピタルが新たなクラウドファンディングで募集開始
 ブリッジ・シー・キャピタル(東京都中央区)は、運営する不動産投資クラウドファンディングサービス「CREAL(クリアル)」において、東京都台東区東上野の「第34号上野オフィスプロジェクトファンド」の投資申込の募集受付を今月10日に開始した。
 同ファンドは、東京都台東区東上野のインバウンド向け社交型コンテンツホステル「Q Stay and lounge上野」の土地建物をセットアップオフィスへコンバージョンし運用するもの。運用期間中に不動産を賃貸することにより、賃借人から得られる賃料および不動産の売却代金を基にして、投資家への配当および元本償還を行う。
 同物件は今年1月に「CREAL」が投資物件として募集し、現在もホテルとして運用中。しかし新型コロナウイルス感染拡大により、インバウンド(外国人観光客)需要が見込めず、ホテルを安定した運用が期待できるセットアップオフィスへとコンバージョンすることにより、物件価値の向上を目指す。クラウドファンディングでは初の取り組みとなり、不動産市場に新たな価値を提供する案件。
 既存のホテルの高いデザイン性や1階カフェを活用し、コロナ禍において課題が浮き彫りとなった社員間のコミュニケーションを活性化させる仕掛けを作り出す。また、オンラインでの打ち合わせが常態化することを念頭に置き、フリーアドレスを採用し執務室内で柔軟にスペースを活用できるようにすることで、アフターコロナ/ウィズコロナを考慮したハイブリッドなオフィス工事を実施する。また、同ファンドの営業者であるブリッジ・シー・キャピタルを初めとする、ブリッジ・シー・グループが入居を予定しており、同ファンド運用期間中については安定的な収益が見込まれる。

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