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「グランエミオ所沢」完成

2020.09.07 14:52

 西武鉄道(埼玉県所沢市)と西武プロパティーズ(東京都豊島区)が開発を進めてきた「所沢駅東口駅ビル計画」における商業施設「グランエミオ所沢」の第2.期が今月2日に開業した。「所沢」駅の新改札など新たな駅設備の供用も合わせて開始され、これにより2014年から計画を推進してきた「所沢駅東口駅ビル計画」が完成した。
 計画は敷地面積3万9400㎡、延床面積11万6000㎡、鉄骨造地上5階地下2階、店舗数126店舗。既存の駅舎と一部既存店舗を生かしつつ、線路上空と東口社有地、西側の店舗跡地を活用した。
 線路上空には地上3階建て、東口には1~4階を店舗、4~屋上階を駐車場とする地上5階建ての鉄道施設を挟んだ駅舎と商業施設からなる複合施設だ。また既存駅舎コンコースから商業施設に出入りできる改札の設置もした。
 西武グループ長期戦略において所沢エリアの目指すべき姿は、都市交通・沿線事業の観点では西武線のイメージ向上の原動力として働きたい街・住みたい街・訪れたい街が両立するエリアに、不動産事業の観点では沿線の中心衛星都市(重要な交通結節点)である所沢を中心に住環境の魅力向上・周辺地域の利便性を高めるエリアと位置付けている。
 こうした中、「所沢」駅の既存駅舎や新たに線路上空と東口社有地を加えた敷地などを活用した複合施設「所沢駅東口駅ビル計画」が全面開業した。

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