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三井不動産 タイでサービスアパートメント事業に参画

2020.08.11 14:50

 三井不動産(東京都中央区)は7月31日、タイでサービスアパートメント事業に参画すると発表した。
 事業はタイの現地法人であるMITSUI FUDOSAN ASIADEVELOPMENT(タイ・バンコク市)を通じて、分譲住宅事業の共同事業者であるタイのデベロッパーAnanda Development Public(バンコク市、以下アナンダ社)とともに進め、運営はグローバルでの実績が豊富なThe Ascott Limited(シンガポール/アスコット社)に委託される。
 今回開発される5物件のうち第1号物件である「Lyf Sukhumvit8 Bangkok」は敷地面積1408㎡、延床面積7865㎡、地上8階地下1階、196室で7月31日に開業。その後4棟が今秋から2021年冬にかけて順次開業する。
 三井不動産はこれまでバンコクで分譲住宅をアナンダ社とともに展開してきたが、サービスアパートメントへの参画は初。また、パタヤでの開発は分譲住宅も含めて初となる。
 現在は新型コロナの影響により海外への渡航が制限されているが、タイにおける外資系企業の駐在員および日本人をはじめとする外国人旅行客のニーズを捉え、長期・短期双方の底堅い宿泊需要を取り込む。
 三井不動産は今後も自社の開発・マーケティング力、アナンダ社の商品企画・事業推進力、アスコット社の運営力を融合させ、タイにおけるサービスアパートメント事業を強化していくとしている。

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