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「よしもと有楽町シアター」8月オープンへ 三菱地所、有楽町に笑いを誘致

2020.07.20 14:47

 吉本興業(大阪市中央区)と三菱地所(東京都千代田区)は、三菱地所が運営管理する「有楽町ビル」2階において、お笑い常設劇場「よしもと有楽町シアター」を8月8日にオープンする。同シアターは「有楽町」駅より徒歩1分、客席数205席。チケット販売は公式サイト上で7月18日より受付を開始した。
 有楽町エリアは丸の内、銀座、日比谷、皇居外苑との結節点に位置し、商業、MICE、文化、芸術等の多様な機能を有している。同劇場では「Laugh&Entertainment」をコンセプトに、よしもと芸人の新たな才能を発掘しながら、この場所でしか観ることができない独自の「お笑い」と「おもしろい(興味深い)」を発信していくことを目指す。吉本興業直営の劇場としては14館目の施設となる。
 吉本興業は、映画・演劇・音楽の文化が息づくここ有楽町に新たにお笑いの文化を根付かせるべく、同劇場をオープン。「仕事終わりに笑って帰りたい」人々に向けて、思い切り笑って楽しめる空間を提供する。
 三菱地所は、大手町・丸の内・有楽町エリアにおける2020年以降のまちづくりを「丸の内NEXT ステージ」と位置付け、「人や企業が集まり交わることで新たな『価値』を生み出す舞台」の創造を目指す。その重点エリアの一つである有楽町において、商業・文化・芸術等を核としたまちづくりを進めるとともに、同劇場を新たなエンタテインメントの発信拠点として機能させ、街に更なる賑わいを創出する考えだ。
 両社が連携することで、有楽町エリアで行うイベントとの連動や劇場企画の街なかへの展開等、街ぐるみでお笑いを楽しめる企画を実施予定。街のエンタテイメント拠点として、エリアの更なる魅力向上に寄与する。

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