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オーナー向け「家具パッケージプラン」大塚家具が販売開始

2020.03.16 12:04

 総合インテリア販売の大塚家具(東京都江東区)は、不動産オーナー向け各種サービスを提供するつなぐ―en―システム(大阪府吹田市)を通じて、賃貸物件向けの家具パッケージプランの販売を開始した。
 昨今、賃貸市場では少子化等の影響により賃貸物件の空室が増えている。新規の入居者獲得も難しくなり、他物件との差別化がより一層求められているのが現状だ。そこで大塚家具は「家具で実現する空室対策」として、家具・インテリアで物件をバリューアップする家具パッケージプランを発売。第一弾となる今春の繁忙期対策商品として、単身者向けプランの販売を3月10日から開始した。
 「インテリアコーディネーター厳選の家具付き部屋プラン」として展開することで、一人暮らしを始める学生や、就職・転勤が決まった社会人の新生活準備をサポート。カーテンや家具を探す時間的な負担を軽減するとともに、従来の家具付きのイメージも覆した。これまで家具付きというと、誰かが決めた家具が既に部屋に置いてあり、退去時にはそのまま次の入居者に引き継ぐのが一般的。しかし、同プランでは入居者が好きな組み合わせを多様なバリエーションの中から選べ、退去の際は愛着のあるインテリアをそのまま持って引越しできる。
 「自分の住みたい部屋にカスタマイズできる賃貸マンション」という新しい価値観が、他の物件との差別化を生み出すだろう。

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