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「Otemachi One」竣工 商業・ホテル・ホール等は順次オープン

2020.03.09 17:44

 三井物産(東京都千代田区)と三井不動産(東京都中央区)が千代田区大手町1丁目にて推進する複合開発事業「Otemachi One」は、先月23日に竣工した。
 商業施設エリア「Otemachi One Avenue」には30店舗の出店が決定し、5月12日にグランドオープンする。なお一部店舗は、5月12日以降にオープン予定。
 「Otemachi One」は、敷地面積約2万900㎡、延床面積約35万7700㎡、地上40階地下5階の、大手町エリアでは最大級となる開発案件。最先端の設備を導入したオフィスのほか、ホール、カンファレンス、商業施設、ホテル、そして大規模な緑地広場を備える。
 「Otemachi One」の地下2~地上1階には、「Otemachi One Avenue」を中心に、カフェバール「PRONTO」や「タリーズコーヒー」等商業店舗30店舗が出店する。オフィスワーカーはもちろん訪問客など多様な客層に、朝・昼・夜と一日を通して、上質な時間と新たな大手町の楽しみ方を提供する。また、店舗の空き状況確認サービス「VACAN」の導入により、各飲食店舗の空き状況を公開することで、時間に余裕がなくてもスムーズに利用できる。
 5月15日には、皇居を臨み国際会議から各種コンサートまで多目的に利用できる「大手町三井ホール」がオープンする。また、7月に開業する「フォーシーズンズホテル東京大手町」、そして2022年末に完成予定のエリア最大規模約6000㎡の緑地空間「Otemachi One Garden」により、オフィスワーカーの日々の多様化するニーズに応えるとともに、大手町ならびに東京の国際競争力強化へ寄与する。
 また、「Otemachi One」敷地内で大手町地区の地域冷暖房施設を更新し地域のBCP機能を強化するほか、最高水準の性能を誇る制震構造の採用、災害時の電力自立性の向上のための中圧ガス・オイル双方に対応するデュアルフューエル型非常用発電機の導入、帰宅困難者受入機能の強化など、オフィスビルとして国内最高水準の安心・安全を提供する。

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