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BTS型物流施設「Dプロジェクト平塚」着工 日本ロジテムが一棟借り

2019.12.02 11:28

 大和ハウス工業(大阪市北区)は、神奈川県平塚市においてBTS(Build To Suit)型物流施設「Dプロジェクト平塚」を着工した。「Dプロジェクト」は、顧客の物流戦略に合わせて多様なスキームを提案し、製品の特徴に合わせた専用物流施設をノンアセットで提供する。
 「Dプロジェクト平塚」は、3km圏内に4道路4カ所のインターチェンジがあり、アクセスに恵まれている。圏央道「寒川北」ICと新東名「厚木南」ICへ約1・5km、東名「厚木」ICへ約3km、小田原厚木道路「伊勢原」ICへ約2・7kmと、いずれも近い。
 また同プロジェクトは、神奈川県の「ツインシティ整備計画」の計画地内に位置し、全国との交流連携の窓口となるゲートとして、周辺では西側に産業系、中央に複合系、東側に住居系の施設開発や誘致が決まり、今後の発展が大きく見込まれている。  すでに日本ロジテム(東京都港区)が一棟借りで入居し、利用することが決定。首都圏を広範囲にカバーできる利便性を活かし、物流全体を一括して請負う3PL(サードパーティロジスティクス)事業の拡大を図るための戦略的重要拠点となる予定だ。
 建物は延床面積6万5484㎡の地上5階建て。1階を低床倉庫にし、一部床荷重も強化した。4・5階は自動化を想定し、天井の低いエリアを計画するなど、フロアごとに異なる荷物の保管が可能。また、危険物倉庫2棟は別棟で建設する。

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