週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

「横浜東急REIホテル」2020年4月7日開業 ホテルラッシュのみなとみらいに

2019.10.21 14:08

 東急ホテルズ(東京都渋谷区)は2020年4月7日、神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目の複合施設内に「横浜東急REIホテル(客室数234室)」をオープンさせる。
 同ホテルは、オフィスやホール等の開発が進むみなとみらいエリアの入り口である「新高島」駅より徒歩約2分、さらに「横浜」駅、「みなとみらい」駅から徒歩約10分という利便性の高い立地に所在する。ホテルのコンセプトは、赤レンガ倉庫などの歴史的建造物から日本の最先端技術を体験できる最新スポットまで、対照的なものが混在する横浜の地域性を取り入れ、「WARP(ワープ)」とした。
 近未来的なホテルエントランス、音と光と映像が交差する賑やかな「動」のロビー、ゆっくりと落ち着いて過ごせる「静」の客室など、刺激とくつろぎをシームレスに繋ぐことで、ホテル内の多彩な空間をワープしているかのような感覚を楽しんでほしいという。
 メインターゲットであるミレニアル世代を意識して、ロビーには直径約2mの印象的な月の照明を設け、プロジェクションマッピングによる演出で写真を撮りたくなるような空間を創出。パブリックスペースでは、宿泊者以外も気軽に利用できるコワーキングスペースや、いつでも軽飲食ができる24時間営業のグラブ&ゴーを備え、宿泊だけではなく、顧客同士の交流の場を生み出すことで充実したホテルライフを提供する。
 ホテルがある複合施設には、Zeppホールネットワーク(東京都港区)の音楽ライブハウスとしての特長と、コーエーテクモゲームス(横浜市港北区)のエンタテインメント事業のノウハウを取り入れた、新しいスタイルのライブハウス型ホール「KT Zepp Yokohama」が併設される。両社とも新たなエンタテインメントの発信元としてミレニアル世代から支持が高く、ホテルとのコラボレーションも企画される予定。ミレニアル世代の感性を刺激する、新たなライフスタイルホテルが誕生する。

PAGE TOPへ