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大崎電気とスペイシー 遊休不動産をシェア会議室に スマートロック活用してコワーキング化

2019.09.16 11:48

 既存の錠前に簡単に後付けできるスマートロック「OPELO(オペロ)」を提供する大崎電気工業(東京都品川区)と、シェアリング会議室「スペイシー」を展開するスペイシー(東京都港区)は、これまで活用されていなかった遊休不動産物件をシェア会議室として活用する実証実験を開始した。まずは都内に10拠点を開設する予定だ。
 最近では「働き方改革」の推進により、リモートワークや副業解禁といった働き方の多様化が進んでいる。貸し会議室やコワーキングスペースは増加しているものの、都心部では運用できる不動産は不足。そこで、シェアリングスペース運営の実績と経験、システム構築などのノウハウを持つスペイシーと、スマートロック「OPELO」を提供する大崎電気が提携し、これまで活用されていなかった賃貸住宅物件や、会社の空き会議室等の遊休不動産をコワーキングスペースとして活用する試みを始める。幅広いエリアに埋もれている賃貸物件を活用すれば、利用者は自宅や希望の場所により近い施設で仕事ができるようになる。
 両社は今後、テレワークのさらなる促進や通勤時の混雑緩和に向け、空き家や、住宅用賃貸不動産等を活用し、都内100箇所のコワーキングスペース化を目指し、ユーザーの多様な働き方に合わせた環境づくりを加速させる。

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