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三菱地所がフィリピンでの開発に初参画

2019.08.26 14:48

発展続くメトロマニラにオフィスビルを建設へ
アジア・オセアニアの国・地域で海外事業
 三菱地所(東京都千代田区)は、フィリピンのメトロマニラ(マニラ広域首都圏)に拠点を持つデベロッパー・ArthaLand Corporation(以下ArthaLand社)が取り進めるオフィスビル開発計画「Savya(サビヤ)Financial Center North Tower」プロジェクトに参画した。
 三菱地所は今回の事業において、フィリピンでの不動産事業外資規制の上限となる40%のシェアを獲得する予定だ。グループ初のフィリピンでの開発計画となり、2021年末の竣工を予定している。アジア・オセアニアでの事業は10の国と地域に広がり、海外事業の更なる拡大を目指すことになる。
 開発地は、オフィス・住宅・商業エリアからなる敷地面積74haの大規模複合タウンシップ計画として開発が進む「ArcaSouth(アルカサウス)」の一画。「アルカサウ」スにおけるツインタワーオフィス開発計画「Savya Financial Center」(地上14階、敷地面積6000㎡、延床面積6万㎡、2棟構成)における「North Tower」の開発となる。
 アルカサウスは既存の中心業務地区であるマカティやボニファシオ、ニノイ・アキノ国際空港から10km圏内で、現在政府が重点施策として推進しているインフラ整備政策により大規模バスターミナルや地下鉄新駅も整備される予定。メトロマニラの交通結節点としての役割を期待される、ポテンシャルの高いエリアだ。
 地元で高く評価されるデベロッパー・ArthaLand社との共同事業となるが、三菱地所グループでは各地で培った開発・運営ノウハウを提供することにより、更なる市場競争力の向上を目指すとしている。
 フィリピンは、実質GDP成長率が約6・6%(3年平均)とASEAN諸国の中でも高い成長を誇り、2050年頃まで労働人口の増加が続くなど不動産市場も継続した成長が見込まれている。同社は、このような高い成長を取り込める海外市場での取り組みを、一層加速させていく考えだ。


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