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「天神ビッグバン」に弾み 「ザ・リッツ・カールトン福岡」を開業予定

2019.07.16 14:50

 世界最大のホテル企業、マリオット・インターナショナル(米国メリーランド州)は、7月8日に国内有数の不動産デベロッパーである積水ハウスと、福岡に新たなザ・リッツ・カールトンホテルを開業させる契約を締結した。インバウンド需要などで盛り上がりを見せる九州で、同社を代表するザ・リッツ・カールトンブランドを初展開する。
 「ザ・リッツ・カールトン福岡」は、積水ハウス(大阪市北区)をはじめとする5社で構成される、旧大名小学校跡地活用事業を推進する大名プロジェクト特定目的会社により開発される。ハイエンドな商業施設やオフィススペースを擁する25階建て複合ビル内に、国内7軒目のザ・リッツ・カールトンブランドとして2023年春の開業を予定。同ビルは、国家戦略特区による規制緩和等を活用した福岡市による市内再開発の取り組み「天神ビッグバン」の一つとしても注目されている。
 同ホテルのロビーはその複合ビルの1階に位置し、ホテル内施設や162室あるゲストルームやスイートは18階~24階を占める予定。福岡国際空港に近く、「博多」駅から車で約15分の好アクセスは、国内外の多彩な需要に広く応えられる。

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