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連帯保証人に代わる保証サービス「らく得」

2019.07.08 18:02

第一交通産業グループのエフ・アール・イーに提供開始
 日本商業不動産保証(東京都港区)は、第一交通産業グループの不動産事業を担うエフ・アール・イー(福岡市博多区)に対し、保証サービス「らく得」を提供して福岡県に展開すると発表した。
 日本商業不動産保証は、オフィス・店舗等商業用不動産の賃貸に必要な預託金に代わる制度として「保証」を提供するサービスを展開している。保証を受けた企業は浮いた預託金を事業資金にまわすことができるというもので、同社はこれを「企業出世」のサポート事業と位置付ける。 「らく得」は、個人の連帯保証人に代わって保証を提供するサービス。オフィスビルオーナーのニーズに合わせて保証を提案し、入居前審査や入居後の財務審査を行うことで入居企業の財務状況を把握することが可能となっている。入居企業に債務不履行が発生した場合には保証による支払いや、弁護士委任に至るまでのアフターサポートを実施する。
 今回は、保証サービスの紹介を必要としている地元オフィスビルオーナーを、西日本シティ銀行(福岡市博多区)からエフ・アール・イーへ紹介してもらい、「らく得」の説明を行う。
 日本商業不動産保証では、「らく得」の利用により保証を活用した最適なリーシングを行うことができ、企業の入居促進が可能になるとしている。また優良企業が入居しやすくなり、ビル自体のブランド力向上につながるなど複数のメリットを得ることができるという。1年間で100件の「らく得」サービスの契約を目指している。

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