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ヒトカラメディア 人と人との交流を生む「基地」をオープン

2019.06.10 14:32

「新宿」駅前の築55年ビルをリノベ
 オフィス仲介やビルオーナー向けのコンサルティング業務などを展開しているヒトカラメディア(東京都目黒区)は、JR「新宿」駅徒歩1分のビルのワンフロアをリノベーションし、「KICHI by WARP(キチ・バイ・ワープ)」を6月1日にオープンした。
 同施設は約50坪のフロアを3分割し、着席で最大20名程度収容可能なレンタルスペースが1室、広さそれぞれ約12坪と約25坪のオフィススペース2室で構成される複合施設。ビルは1964年の竣工で、所有者は入居テナントの退去に伴って空室となったフロアの活用法をヒトカラメディアに依頼。同施設のオープンが実現した。
 内装は、天井パネルの一部をはがして開放感を演出するとともに、床タイルをはがしてコーディングを施した。入居テナントが内装デザインを自由に設定できるよう、配慮がなされている。フロアの形状はややいびつで、一般的なオフィスレイアウトではデッドスペースを生みやすい。しかし、同社のオフィスづくりはデッドスペースの有効活用を得意としており、同施設ではフロア奥の柱周りに暖色系の照明を配置。フロア中央部に配置された昼光色の照明との差を設けることで、オフィススペース内で仕事の「オン・オフ」を切り替えられる空間を創出した。
 オフィススペースは1年間の定期借家契約を基本としており、2室のうち1室は既に入居企業が決定しているとのこと。

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