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リアルゲイト初の地方展開「T4 BUILDING OSAKA」大阪難波に8月オープン

2019.06.03 17:55

 スタートアップ向けクリエイティブオフィスを都内で45棟手がけるリアルゲイト(東京都港区)は、初の地方展開となるクリエイティブリノベーションオフィス「T4 BUILDING OSAKA(ティーフォービルディングオオサカ)」(事業主:VICTAS/東京都港区)を、大阪難波に8月にオープンさせる。5月28日よりWEBサイトで全17区画(23~132㎡)の先行内覧会の会員登録受付を開始した。
 近年、働き方改革の導入やICTツールの発達によって、スタートアップ企業だけではなく、多くの企業がスモールオフィスやシェアワーキングスペースの利用を増やすなど、働き方の多様化が進んでいるが、この流れは昨今では地方都市でも活発化している。
 同社は渋谷・青山エリアを中心に、都内で45棟の築古ビルのリノベーションやリブランディング、新築プロデュースを推進。スタートアップ企業のアイデンティティをオフィス空間へ自由に反映でき、共用部には屋上やシャワー、キッチンを設けるなど、生産性向上や他社との差別化が図れるオフィス環境が好評で、累計入居企業数1150社、累計利用者数5400名の実績を誇る(2018年10月末時点)。
 その実績と不動産再生技術を生かした初の地方展開として、スヴェンソングループのスポーツ事業の1社である卓球用品総合メーカーVICTASの旧本社ビルのリノベーションプロデュースを実施する。築48年10階建て435坪のビル1棟を、耐震補強を含めた基本設計・実施設計および外観・内装デザイン監修から、開業後のリーシングマネジメント・運営管理コンサルティングまでを担うもの。入居企業は空調や照明など最低限のインフラ設備を設置したシンプルな空間の状態で引き渡しを受けることで、内装やオフィスレイアウト含めた自由な空間づくりが行えるため、理想的な働き方や採用力強化のためのオフィス環境が実現可能となる。
 リアルゲイトは本プロデュースをきっかけに、東京だけでなく地方都市にも着目し、借手のつかない築古ビルの再生を行うとともに、人々がクリエイティブに働ける空間を日本全国に増やすことで地域活性化に取り組んでいく。

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