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松戸ビルヂング 「松戸」駅前に新施設「キテミテマツド」

2019.04.15 12:45

 松戸ビルヂング(東京都港区)は、JR常磐線・新京成線「松戸」駅より徒歩約3分の好立地に、新施設「キテミテマツド」を今月13日より順次開業している。旧「伊勢丹松戸店」フロアのうち、今春はグランドフロアの1階および核店舗となる食品スーパー「ロピア」が入居する地下1階を開店する。  同施設は、延床面積8万6329・91㎡、敷地面積1万1543・40㎡、SRC造、S造、一部RC造、地上11階地下2階建(商業棟部分)店舗数約50店舗の商業施設。
 内外観はプランテック総合計画事務所(東京都千代田区)の設計による、松戸市の新たな表情を設定する。夜間は大屋根下の大空間で木漏れ日をイメージしたライトアップも実施する予定となっており、これまで以上に明るく賑やかな場所を提供する。施設入口には雨天時もイベント可能な広場と大屋根を新設し、年間を通じイベントを随時開催。メーンゲート上には、施設やショップ・イベントなど最新の情報を表示する200インチのモニターと透過型の特大LEDを備える。
 「KITE MITE MATSUDO駐車場」(旧第一パーキング)は、駐車場の4階と3階売場フロアとの連絡橋を接続することで、駐車後に一度公道を渡らなければならない不便さを解消する。今回の開業は全体開業に向けた第一弾の開業と位置づけられており、新たな施設ロゴマークも披露されている。
 既に同施設では2月20日、1階に「伊勢丹松戸お得意様サロン」を開設、先月18日には9階に松戸市パスポートセンターおよび関連業種の店舗が開業している。今後、公式ホームページの開設など情報発信を通じ、メーンターゲットである地元住民が日々楽しみと期待が持てる施設になり、旧来の来店客に加え共働き世帯や子育て世代にも日常的に利用されるショッピングセンターとして、松戸市の新たなランドマークを目指す。

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