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新日鉄住金エンジニアリング 埼玉・越谷で大型物流施設竣工

2019.03.11 17:36

 新日鉄住金エンジニアリング(東京都品川区)は、このたび埼玉県越谷市において、新日鉄興和不動産(東京都港区)より受注した大型物流施設「LOGIFRONT 越谷1.」の建設工事を竣工し、引渡しをした。
 同施設は、鉄骨造地上4階建ての制振構造、延床面積は約6万6000㎡、鉄骨重量は約7000トンの物流施設。同社独自の構造設計ノウハウを生かし、地震エネルギー吸収能力の高い同社製制振用ダンパー「アンボンドブレース」を150本配置することにより、繰り返しの地震に対し構造体の損傷を少なくし、耐震構造に比べ、より地震時の安全性が高いワンランク上の制振構造を実現している。また、建設場所は東京都心から25km圏内にあり、ICからのアクセスも良く、様々な物流ニーズへの対応が可能な最適な立地となっている。
 新日鉄住金グループの一員として鋼構造分野に大きな強みを持つ同社は、大型物流施設を得意領域の一つとして実績を重ねており、当該分野での受注実績は直近10年で約220万㎡にのぼる。引続き、鋼構造エンジニアリング力と鉄の知見を活かした商品・技術の提供を通じ、安心・安全な社会の実現に貢献するとしている。

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