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近鉄不動産 新橋一丁目でビル2棟取得 

2019.02.12 18:18

保有ビル隣接地、一体建て替え視野か
 近鉄不動産(大阪市天王寺区)は、1月29日付で東京都港区新橋一丁目に所在するオフィスビル「橋善ビル」と「汐留スペリアビル」を取得した。
 近鉄グループの経営計画重点テーマである「不動産事業の強化」に基づいた「首都圏エリアでの事業拡大」の一環という。
 「橋善ビル」は敷地面積268㎡、延床面積2154㎡、鉄骨鉄筋コンクリート造地上9階地下1階で、1989年8月の竣工。「汐留スペリアビル」は敷地面積162㎡、延床面積1209㎡、鉄骨造で地上9階地下1階。竣工は1992年6月。
 両ビルは隣り合っており、2017年4月に取得した「近鉄銀座中央通りビル(旧TH銀座ビル)」にも隣接。将来的な一体型建て替えも視野に入っていると思われる。
 商業エリアである銀座とビジネスエリアでる汐留の間に位置し、東京メトロ銀座線・都営浅草線「新橋」駅徒歩2分、東京メトロ銀座線他「銀座」駅徒歩7分と利便性も高い。
 近鉄不動産は今後も都心三区を中心に、優良資産の取得を進めていきたいとしている。

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