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大和ハウス工業 米国にミレニアル向け賃貸住宅

2019.01.15 14:37

飲食店、シェアオフィス、プールやラウンジなど備える
 大和ハウス工業(大阪市北区)がテネシー州ナッシュビルとアリゾナ州フェニックスで進める賃貸住宅開発事業「ナッシュビル・プロジェクト」と「フェニックス・プロジェクト」の概要が決定した。
 米国で不動産投資・開発を行う、AKARA PARTNERS(アカラ・パートナーズ、米シカゴ)が、大和ハウスの現地法人であるDaiwa House California Inc.(ダイワハウス・カリフォルニア)を通じて行う初のプロジェクトで、いずれもアカラ・パートナーズが展開する「Kenect(ケネクト)」ブランドとなる。
 「Kenect」は、生活利便性に富み、「住む」「働く」「遊ぶ」に適した中心市街地に位置する、ミレニアル世代(1980年から2000年前後に生まれた世代)のライフスタイルに合わせた都市型賃貸住宅がコンセプト。ワンルームや1LDKの間取りを中心とし、各戸の面積をコンパクトにすることで家賃を抑えている。また入居後すぐに生活を開始できるよう、半数以上の住戸にベッドやテレビ、冷蔵庫などの家具・家電を備えた。シェアルームを想定した3LDKにはプライバシーが保てるよう、各部屋にバスルーム(シャワー・洗面・トイレ)も設置。低層階は入居者以外も利用できるレストランやフードコートなどの飲食店、シェアオフィスとし、入居者専用の共用部にはフィットネスセンターやプール、ラウンジ、ドッグラン、バーベキューができるルーフガーデンなども設置する。ナッシュビル・プロジェクトは敷地面積4825㎡、延床面積4万9302㎡、RC造の地上20階、全420戸、2019年12月に入居開始予定。フェニックス・プロジェクトは敷地面積2023㎡、延床面積3万1523㎡、RC造地上23階、全320戸で2020年11月に入居開始予定。

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