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大阪市高速電気軌道 地下空間の大規模改革

2018.12.24 14:57

 大阪市高速電気軌道(大阪市西区)では、中期経営計画(2018~2024年度)の実現に向けた第一弾として「地下空間の大規模改革」についての方針と具体ビジョンを取りまとめた。
 共通コンセプトは、「企業理念のもと『大阪から元気を創り続ける』ため、『Osaka Metroは社会生活インフラ+活力インフラ』を目指す」としている。
 地下空間を、今まで以上に安全・安心を追求し続ける「社会生活インフラ」としてブラッシュアップすることに加え、大阪の「活力インフラ」となるため、駅や車両・地下街を含む地下空間の大規模改革や、新たな機能やサービスアップを実現する。
 また、「夢洲」駅周辺の開発への参画について、夢洲は、2025年に万博が開催されるとともに統合型リゾートの誘致先でもあり、新たな国際観光拠点としての期待が高まっているとし、Osaka Metroは、夢洲への中央線の延伸に参画していく考えであり、さらに条件が整えば、「活力インフラ」の拠点として、大型商業施設の開発などにも参画していくという。

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