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東京會舘新本館内覧会を開催 丸の内二重橋ビル内 コンセプトは「ニュークラシック」

2018.12.17 12:14

 大規模社交施設の先駆、「東京會舘」の本館が建替えを終えた。新本館は最先端の複合ビル「丸の内二重橋ビル」の一部ながら、約100年の伝統を感じさせる設えとファシリティを備えている。

 13日、東京・丸の内の「東京會舘 新本館」の内覧会が開催された。
 公開された新本館は、10月に竣工した「丸の内二重橋ビル」の地下1階から7階の約1万7697㎡を占めている。1922年、当時としては大規模な社交・宴会専用施設として誕生した東京會舘(東京都千代田区)創業の地で、隣接地を保有する三菱地所(東京都千代田区)、東京商工会議所(東京都千代田区)と共同で2015年から建替えをすすめていた。独立した建物から共同ビルとなり、床面積も増大。皇居外苑と丸の内仲通り双方の景観を望める立地で、バンケットルームは眺望を生かしたつくりとなっている。
 館内には大手町エリア最大となる2000人収容のメインバンケット「ローズ」をはじめ13のバンケットルームを有するほか、8店舗のレストラン、カフェ、結婚式用のチャペル、神前式場などを備える。
 全体のブランディングは渋谷ヒカリエのレストランフロアなどを手掛けた柴田陽子氏を起用。建替えにあたっては「ニュークラシック 新しくて伝統的」をコンセプトとし、初代本館から受け継いだシャンデリアの設置、貴賓室のデザインを継承するなど伝統を前面に押し出した。室内の意匠もクラシカルかつ重厚なもので、統一感を持たせつつモダンな要素も随所に取り入れている。
 東京會舘代表取締役社長の渡辺訓章氏は挨拶のなかで「『ニュークラシック』というコンセプトに沿い、伝統を大切にしつつも新しい挑戦に取り組んだ。外部からの料理長招へいや、ウエディング事業を行うテイクアンドギヴ・ニーズ(東京都品川区)との提携はその一例。都内には五つ星ホテルが多くあるなか、東京會舘は挑戦し続ける。東京會舘の新しい伝統は、挑戦によってつくられる」と話し、100周年を迎える2022年、そして次の100年へと會舘を受け継いでいく決意を示した。
 オープンは2019年1月9日。


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