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八重洲再開発第一弾が始動 「八重洲二丁目北地区再開発事業」着工

2018.12.10 16:26

オフィス・ホテル・バスターミナル・小学校などの複合開発
 三井不動産など(東京都中央区)が八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として推進している「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の起工式が3日、行われた。三井不動産は、地権者としても事業に参画している。竣工は2022年8月末の予定。
 八重洲エリアは「東京」駅に近接する唯一無二の交通結節点であり、現在「東京駅前八重洲一丁目東地区」、「八重洲二丁目北地区(当地区)」、「八重洲二丁目中地区」の3つのミクストユースの大規模複合再開発が進行している。「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」ではその第一弾として、交通結節機能を更に強化するバスターミナル、日本初となる「ブルガリ ホテル 東京」、八重洲地下街と接続した商業施設、中央区立城東小学校や子育て支援施設を整備する。また、オフィスはエリア最大級の基準階専有面積約4000㎡(約1200坪)のフロアプレートを実現し、ビジネス交流・サポート機能の整備に加え、ワーカー向けのソフトサービスも充実させ、入居者にとってよりクリエイティブなビジネスライフを過ごせる環境を創出する。
 これらの取り組みにより、日本の玄関口である八重洲にふさわしい、「人」が主役の街が誕生する。
 三井不動産では今後も街づくりを通じて、東京の国際力強化に資する取り組みを推進していく。

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