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大和ハウス工業 マレーシアに同社初の大型物流施設

2018.12.03 17:01

 大和ハウス工業(大阪市北区)は、マレーシア・セランゴール州において、同社マレーシア初となるマルチテナント型物流施設「D Project Malaysia 1.(ディープロジェクト・マレーシア・ワン)」を2019年1月に着工する。
 同社は2011年にベトナムで双日(東京都千代田区)と神鋼環境ソリューション(神戸市中央区)と共同で、「ロンドウック工業団地」を開発して企業誘致や工場建設を行い、その後、同国やインドネシア、タイで物流施設開発を進めている。そのような中、マレーシアにおいて多様化する物流施設のニーズに対応するため、同施設を着工した。
 同施設は、クアラルンプール中心部から南西へ約27km、「クアラルンプール国際空港」から北へ約40km、同州の州都であるシャー・アラムの工場や物流施設が建ち並ぶエリアに位置していいる。同施設は、近年マレーシアにおいて需要が高まるコールドチェーン(生鮮食品・冷凍食品を冷温のまま流通させるシステム)対応の施設となる。
 なお、同事業の賃貸管理は、同社現地法人の「ダイワハウスマレーシア・ロジスティック」が行う。

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