週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

ロジザード/秋田大 倉庫作業最適化で特許取得

2018.11.26 18:14

 物流を管理するクラウド倉庫管理システムロジザードZERO」及び店舗管理・在庫管理システム「POSぴた」を展開するロジザード(東京都中央区)は、19日に秋田大(秋田県秋田市)と共同で出願した倉庫作業支援装置及び倉庫作業支援プログラムに関する特許を取得したと発表した。  同社は、秋田県に開発センターを設置しており、同大学とは2012年より共同研究の覚書を締結し物流に関する有用な手段の研究を進めている。これまでの研究に特筆する効果が認められたことから、共同で特許を出願したもの。
 プログラムは倉庫内に保管された商品のピッキングなどの倉庫作業を支援するもので、棚配置情報を基に適切な区画を設定し、遺伝的アルゴリズムによって最短距離となる歩行ルートを求めることができる。棚配置情報は従来の管理システムにロケーション情報に棚サイズや通路幅など基本的な空間情報を追加できる。
 同特許を実際のサービスに活用することで物流作業の効率化が見込めることから、さらにに実証研究を進めて実用化を目指す。

PAGE TOPへ