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東急不動産 道玄坂の市街地再開発事業「渋谷フクラス」に名称決定

2018.11.19 16:52

 道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合と、同組合の組合員および参加組合員として参画している東急不動産(東京都港区)は、15日に共に事業を推進中の「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」のビル名称を、「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」に決定した。
 同名称には、「膨らます」という言葉から渋谷および本ビルを訪れるすべての人々の幸福を大きく膨らませていきたいという想いを込められている。同ビルの建築コンセプトは「小さな物語の集積」。多様な人や文化が混在し、集まり成長していく過程で小さな物語が生まれ、その集合体が街をかたどっていく渋谷のように、小さな結晶体が集まりビルの外観が形成されていく。
 同計画は9階から16階のオフィスエリアにGMOインターネットグループ(東京都渋谷区)の入居が決定済み。また17階には、新しいビジネスを生み出す拠点となる産業進出支援施設を備える。クリエイティブコンテンツ産業や外国企業の進出拠点となる施設を整備することで、企業やクリエイターのスタートアップとなる場を創出する。2階から8階と17・18階には同社が運営する「東急プラザ渋谷」が入店。地下1階から2階までは三井住友銀行(東京都千代田区)が入店する。
 同プロジェクトの延床面積は5万8970㎡、地下4階、地上18階建。竣工は2019年秋を予定している。

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