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東急不動産/理経 「恵比寿プライムスクエアタワー」防災訓練開催

2018.11.19 17:21

避難体験VRを初めて導入
 東急不動産(東京都港区)は12日、「恵比寿プライムスクエアタワー」においてテナント・入居者向けに防災訓練を実施。そのなかで理経(東京都新宿区)が販売している「避難体験VR」を訓練の一つとして導入した。
 「避難体験VR」は理経が2017年より販売を開始。これまで大手デベロッパーや行政などでの導入実績があるが、東急不動産のオフィスでは今回の導入が初となる。
 今回の実施について理経担当者は「数字上の効果はこれから検証していきますが、VRでリアリティーのあるなかで火災時の避難行動の学習・再確認につながったなど、様々な反響をいただきました」と振り返った。一方東急不動産のビル担当者は「私たちが普段接しているのは総務の人たちで、他の社員と接する機会は多くありません。VRを取り入れた防災訓練にすることで、より多くのワーカーの人達に参加いただけるという効果もありました」と話す。
 「恵比寿プライムスクエアタワー」では防災訓練の内容につき年々様々なものを行っており、今回はVRのほかにAEDと消火器の体験だったが、これまでには起震車や煙ハウスなどの体験も行っている。東急不動産担当者は「もちろんこのような訓練に1回参加すれば終わりというものではなく、継続して参加されていくことが望ましいです。そのためにもビル側としても参加を促す施策を今後も打ち出していきたいです」と話している。

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