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コンシスト セミオーダー型の不動産管理システム

2018.11.19 17:11

多種多様な業種・業態にフィットする汎用性が特長
 賃貸管理システムのコンシスト(東京都千代田区)は、選択型のクラウドソリューション「不動産管理スケルトンパッケージ」を提供する。そして同サービスを主軸に「スマートビルディングEXPO」に出展する。
 賃貸管理システムの開発・提供を行っているコンシスト(東京都千代田区)は、来月12日~14日までの3日間「東京ビッグサイト」東6ホールで開催される「スマートビルディングEXPO」に出展する。
 同EXPOは住宅・ビル・公共施設などに関連する製品・サービスをまとめた展示会で、ビルの設備会社やメンテナンス会社、IoT企業などが出展予定だ。同社も展示会に出展し、クラウドソリューション「不動産管理スケルトンパッケージ」を展示する。
 「不動産管理スケルトンパッケージ」は不動産賃貸業務の基本機能をベースに、必要な機能を必要なだけ自由に組み合わせることができるセミオーダー型の不動産管理システム。多種多様な業種・業態にジャストフィットする汎用性の高いシステムとなっており、入力画面や帳票レイアウトを利用者の仕様に合わせてきめ細かく変更できる。また契約情報や請求情報などの統一化しにくい物件契約情報の一元管理も可能。蓄積されたデータを元に細かな情報分析にも活用できるため、不動産業務のIT化の推進・強化にも効果的だ。
 コンシストの矢田昌宏氏は「自ら保有不動産を管理するビルオーナーや不動産オーナーだけでなく、業務全般で質の高いサービス提供を目指す『PM会社』や意欲的にAM業務の充実・拡大を目指す『AM会社』などにも最適なシステムとなっております。PMレポートの作成の効率化や多様な物件管理の一元化、また保有物件の収支予測をより正確に把握したいニーズにも対応できます」と語る。さらに今回は、SCSK社の販売する業務効率化アプリケーション「CELF」と連携させ、ユーザー自ら帳票を自由に加工・修正できる新しい管理の仕方も提案するので、顧客固有の書類の管理に悩んでいる会社は必見だ。
 コンシストは、「スマートビルディングEXPO」においてセミナーも開催する。テーマは「働き方改革を促す次世代賃貸管理業務のシステム化最新動向」。昨今の変化の著しい経営環境や労働時間の短縮を実現するためには、基幹業務及び周辺システムの整備が必須。様々な会社の取り組みやシステム整備事例を紹介し、少しでも同様のケースでお悩みの不動産管理会社の手助けになればと考え企画した。日時は14日の11時からの30分で、「不動産管理スケルトンパッケージ」にも関連する内容だ。是非、この機会に足を運んでは如何か。

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