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ジオ・アカマツ 京都経済センター内の商業施設名称「SUINA室町」に

2018.11.12 15:01

 野村不動産グループのジオ・アカマツ(大阪市西区)は5日、2019年3月16日に開業予定の「京都経済センター」に入る商業施設名称が「SUINA(すいな)室町」に決定した。  「京都経済センター」は京都商工会議所や京都工業会、京都府中小企業センターなど京都府内の経済拠点を集約する新築ビルで、事業推進者は大成建設(東京都新宿区)。ジオ・アカマツは大成建設とのコンサルティング契約のもと、当事業の公募型プロポーザルへの協力、商業基本計画、リーシング、セットアップ、内装推進監理業務などを推進してきた。今後は「京都経済百年の計」に相応しい施設の開業を支援するとともに、「すいな室町」のプロパティマネジメント業務の受託を予定している。  「すいな室町」が入るのは、地下1階から地上2階。地下1階の飲食フロアについては、四条烏丸というビジネス街、住宅街、観光地近くに立地する駅直結の商業施設として、様々な人が昼から夜まで利用できる施設を目指す。日常から仕事帰りまで、飽きることのない自由な空間と時間を提供しながら、地元京都を中心とした個性豊かな味と価格にこだわった店舗を集めた。1階フロアには地場の大垣書店が入居。店舗デザインは「京町家」をモチーフに「街」を表現し、京都らしい空間を設える。2階フロアは調整中で、後日公表する。  「京都経済センター」の延床面積は2万8992㎡、建物規模は地上7階地下2階。アクセスは、京都市営地下鉄烏丸線「四条」駅・阪急京都線「烏丸」駅直結となっている。

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