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リスト 横浜マリンタワー運営事業の優先交渉権者に決定

2018.10.22 11:10

 リストグループのリストプロパティーズ(横浜市中区)15日に、横浜マリンタワー運営事業の優先交渉権者に決定したと発表した。契約期間は2020年4月から2030年3月末まで。
 同グループは、2009年4月1日より、横浜市との定期建物賃貸借契約(10年間)を締結し、横浜マリンタワーの運営を行っている。今回、契約期間の満了を迎えるにあたり、今年度行われた次期運営事業者の公募に応募した。同グループの提案は、今回の選定において、同市から「現運営をふまえた堅実な提案でありながら、同時に昨今のトレンドや地域の動きをふまえた提案である」と評価。
 提案では、緑あふれるデザインを目指す低層階の環境デザインでは、公園の広場のように横浜市民が、ゆったりとした日常を過ごしてもらうための緑あふれる空間を創り上げていく。内外から横浜を訪れる観光客にも興味を持っていただくためのインパクトのある緑豊かなビジュアル表現を目指すとしている。
 また、ハード面だけでなく、ソフト面で横浜マリンタワーを訪れた人を楽しませる新しいコンテンツの提供をしていく。30階の展望フロアには、「変化しつづける展望フロア」というコンセプトのもと、若い世代のメディアアーティストの作品を紹介し、横浜の風景と重ね合わせて楽しむ新しい映像空間を体験できる「メディアアート ギャラリー」を展開するとしている。

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