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「ファーストキャビンTKP市ヶ谷」開業

2018.10.09 16:47

TKP本社ビルが会議室併設のホテルに
 ティーケーピー(東京都新宿区)は、11月15日にTKP本社ビルである「TKP市ヶ谷ビル」の本館と別館をコンバージョンし、会議室併設型コンパクトホテル「ファーストキャビンTKP市ヶ谷」としてオープンする。
 ファーストキャビンは、飛行機のファーストクラスをイメージしたキャビンスタイルホテルで、「TKP市ヶ谷」は全165室。従来のファーストクラス、ビジネスクラスに加え、2段式のエコノミークラスキャビンを導入する。大浴場のほか、ワーキングスペースとしても利用可能なWi-Fiやドリンクを用意したロビーラウンジも備えており、ビジネス利用に便利な環境を提供する。
 さらに、質の高い睡眠を追及して開発されたエアウィーヴ(愛知県大府市)のマットレス「エアウィーヴ」をファーストキャビンで初めて採用し、ビジネスパーソンの良質な睡眠をサポートする。
 「ファーストキャビンTKP市ヶ谷」はティーケーピー社の空間再生流通事業のひとつで、本社ビルの本館と別館を併せた約1767㎡の延床面積をオフィスビルからホテルへとコンバージョンし、会議室も併設する。併設されている貸会議室施設「TKP市ヶ谷カンファレンスセンター」は全59室、5193席、2132坪の貸会議室を備えており、通年で高い稼働を誇る。  アクセスは、JR中央・総武緩行線と東京メトロ・有楽町線、南北線、都営地下鉄・新宿線が乗り入れる「市ヶ谷」駅から徒歩2分となっている。

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