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ダイヤモンドメディア 不動産オーナー×管理会社 情報共有の新機能

2018.08.20 17:04

 ダイヤモンドメディア(東京都港区)は、運営する自社サービス「OwnerBox(オーナーボックス)」に不動産オーナー・不動産管理会社間のメッセージのやりとりを一元管理する新機能を追加することを発表した。同機能は2018年8月16日より利用申し込み受付を開始。9月1日より正式運用を開始予定。 
 OwnerBoxは、今までの不動産賃貸経営においてボトルネックとなっていた「不動産オーナー様と不動産管理会社様の情報共有」をクラウド化するサービス。コミュニケーションのオンライン化で業務効率を改善し、オーナーと管理会社が同じデータを見ながら最適な戦略を立てられるようサポートする。
 2017年にリリース後、収入・支出などの明細発行機能のほか、収支分析機能・お知らせ機能・ファイル共有機能など管理会社の日々の業務にとことん寄り添って開発を続けてきた。不動産オーナーにとっては、毎月の収支が数字だけでなくグラフでも表示されるため、不動産資産の状況を簡単にわかりやすく管理できる。長期的に活用することで前年度比較なども行うことができるようになる。
 不動産管理会社・不動産オーナー間で定期的に発生するコミュニケーションとして、入居者退去時からの募集状況報告、家賃収支報告、契約更新などの承認、各種申請承認フォーム(オーナー様の住所変更、口座変更など)のやりとりなどを挙げることができる。  これらの情報のやりとりは今まで、電話・FAX・メール・郵送などと分散しがちだった。今回の新機能追加によって上述ののすべてのコミュニケーションをOwnerBox上で完結させることにより、不動産管理会社・不動産オーナー間のコミュニケーションがよりシンプルになる。
 オーナーとのやりとりの履歴がオンライン上に蓄積されるため、「言った・言わない」などのトラブル防止にも繋がり、オーナーのアカウントごとに情報を整理できるため複数の担当者が担当する場合や引き継ぎの際にもスムーズに状況を把握することが可能になる。OwnerBoxを利用している管理会社も、正式運用開始後に利用可能。
   新機能の特長として、「一目でメッセージ進捗把握」、「メッセージごとにやり取りを蓄積」、「承認作業はワンクリックで完了」、「メッセージ作成の効率化」、「自動通知メールで対応漏れ防止」などがある。

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