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ツクルバ スタートアップ特化オフィス 3カ月から賃貸可能

2018.07.02 18:12

 ツクルバ(東京都目黒区)は27日、スタートアップ向けに特化した短期利用型の中規模オフィスの提供サービス「HEYSHA」のリリースと、1号店オープンに向けた入居希望受付を開始したと発表した。
『HEYSHA』は15~50人規模で40坪から80坪クラスのスペースを必要とするチームに対して最短3ヶ月から利用できるワークスペースを提供するサービス。スタートアップが抱える増床や移転の際の大きな負担を解消し、多様なニーズに応え、各企業の成長期における課題の解決を目標にする。メリットは、敷金、礼金、内装費用など、初期費用を大幅に抑えられる点、最短3カ月の短期から契約可能。3カ月毎の契約更新も可能。内装は造作済みの為、造作期間や内装の打ち合わせは不要な点。
 同社シェアードワークプレイス事業部オフィスソリューションチームのリーダー古源哲太氏は「昨年10月にこのプロジェクトをスタートし、準備を進めてまいりました。『HEYSHA』はオフィスビルデビューのスタートアップや急成長企業にぴったりのサービスです。スタートアップの多くは1人で事業を始め、人数がだんだんと増え、個人事業のチームから会社組織へ向かいます。『我々の仕事』から『弊社(HEYSHA)のビジネス』となる過渡期に必要なもののひとつは働く場所、新しいオフィスでしょう。スタートアップには様々な成長プロセスがありますが、事業を拡大する大切なタイミングに『HEYSHA』の仕組みがお役に立てれば嬉しいです。今後の展開としては、まずはこの1年で10カ所程度の『HEYSHA』をつくりたいと思います。将来的に客付競争力の落ちる築古の中規模ビルオーナーの力にもなりたいですね」と語る。
 『HEISYA』サービスでは、敷金等の初期費用負担を大幅に削減している。また、家具や設備を設置した状態で提供する為、移転時にかかる人的リソースや慣れない移転作業の煩わしさも軽減することができ、通常の物件賃貸であれば発生する退去時の原状回復義務も不要で、クリーニング費用のみでの退去が可能と、事業拡大時の業務繁忙を考慮し、契約事務手続きを極力簡素に設定している。
 「HEYSHA」の1号店は、渋谷駅から徒歩7分の立地に2018年9月にオープン予定。

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