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森トラスト 「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」国家戦略特区に認定

2018.06.18 17:12

 森トラスト(東京都港区)が赤坂ツインタワー跡地を中心とした約5000坪の敷地で推進している「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」が、東京圏国家戦略特別区域(国家戦略特区)における国家戦略都市計画建築物等整備事業に認定された。
 国家戦略特区は世界中から資金や人材、企業等を集中させた国際ビジネス拠点の形成し、国際競争力のある新事業を推進するために政府が定めた制度で、総理大臣によって認定される。認定されたプロジェクトは都市計画法や道路法、都市公園法などの特例を受けることができ、大規模かつ高機能の開発を推進する後押しとなっている。
 今回のプロジェクトの整備地である赤坂エリアは、外資系企業のオフィスや大使館が多く国際色が豊かな一方、江戸文化を今に伝える名所も点在する。同プロジェクトでは、国際水準の滞在機能や在日外国人のニーズを満たす歴史・文化発信施設等を整備し、エリアの国際競争力を強化するとともに、歩行者ネットワークの強化や地形を生かした緑豊かなオープンスペースの創出にも取り組む。
 森トラストではまた、今回のプロジェクトと隣接する虎ノ門エリアですすめる「東京ワールドゲート」による、日本各地の魅力を伝える新たな文化発信拠点の構築を目指す。観光先進国を目指す日本の成長戦略の実現にも貢献するとしている。
 「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」は、敷地面積1万5700㎡、延床面積22万㎡、地上43階地下3階の高層ビルを建設し、オフィス、ホテル、サービスアパートメント、店舗、展示施設、診療所などを整備する。完成予定は2024年。

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