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Keycafe ローソンなど皮切りに 店舗での民泊向け本人確認サービス開始

2018.05.28 18:10

 24日、シェアリングエコノミー用の無人鍵受け渡しサービス世界大手の「Keycafe」が日本における住宅宿泊事業法で必要とされる本人確認・宿泊台帳に対応すると発表。
 Keycafeは現在都内18カ所および大阪1カ所のローソンやカフェなどでIoT端末の「Keycafe Smartbox」を運営。Airbnbやカーシェアリング、家事代行等のシェアリングエコノミーの利用者による遠隔・無人での鍵の受け渡しを可能にしている。
 来月15日施行の住宅宿泊事業法において、旅行者の本人確認および旅行者の情報取得による宿泊台帳の記帳に対応する。民泊運営者などは旅行者のチェックインにかかわる業務を一貫して同社に依頼できることとなり、遠隔から無人で民泊の運営が可能になる。旅行者は「Keycafe」のアプリをダウンロードし、旅行前に旅行情報や旅券の写しをアップロードするとアプリで鍵が保管されている「Keycafe」の「Smartbox」まで案内される。本人確認を行うとアプリにコードが表示され、タッチパネルに入力すると鍵が受け取れる仕組み。
 同社では今回のローソンなどのようなシェアリングエコノミーのハブ拠点を募集している。機器・設置費用などは同社負担で、24時間のカスタマーサポートもあるため「手間がかからない」ことが売り。また訪日観光客がチェックイン、チェックアウトの際に確実に訪れる場所となる。インバウンド集客にも役立ちそうだ。

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