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菊川工業 コスト低減と独自性を両立した金属建材

2018.05.21 14:37

 菊川工業(東京都墨田区)は、5月より従来のオーダー製品製作で培ったノウハウを活かし、選定製品を一部規格品化あるいはパターン化することでセミオーダー建材化し、「Kikukawa City Texture(キクカワ・シティ・テクスチャー)を販売している。
 これは、コスト削減や工期低減が求められる中でも独自性を出したい根強いニーズを踏まえたもので、セミオーダー化による検討期間や製作期間・コストの低減を実現しつつ意匠性を確保した金属建材を、菊川が提案するラインアップの一つとして展開することで、従来のオーダー販売形態や販売経路と異なる市場や顧客層を狙うもの。
 KCTシリーズ第一弾として刻み巾をひし形などに圧延したメッシュ状の金属建材である内外装用の「エキスパンド・メタル」の標準寸法と取付工法を定め、エキスパンドの網目と仕上を数パターン用意し、カタログに集約した。これをグループ会社であるキクカワタクト(東京都墨田区)が販売する。

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