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住友商事 「SOSiLA横浜港北」3月末より本格稼働開始

2018.05.14 10:09

「働く環境の充実を目指す」物流施設
 住友商事(東京都中央区)は7日、横浜市緑区において住友商事として初めてランプウエイ型物流施設「SOSiLA横浜港北」が3月末に本格稼働を開始したと発表した。
 同施設は、消費地へのアクセスに優れた第三京浜道路「港北インターチェンジ」周辺の好立地にある。神奈川内陸エリア・東京城西城南エリア向けのラストワンマイルとして短時間納品や多頻度配送を実現させることで、物流の効率化に寄与する。また、1階から3階までトラックが直接アクセスできるランプウエイ型半屋内中央車路方式を採用することで、施設外部への騒音等の影響を最小化したうえで荷物の積み下ろしを効率的に行える設計になっている。
 施設内は、庫内作業に適した平均照度300ルクス(LED照明)を確保したほか、共用部に無料Wi―fiを装備したラウンジやシャワールームを設置。働く環境の充実を目指す。さらに、環境へ配慮した取り組みとして、最上階の温熱環境改善を目的に屋上緑化や太陽光発電パネルを敷設し、高い遮熱効果を実現する。
 同施設はアサヒロジティクス(さいたま市大宮区)やヤマト運輸(東京都中央区)などと賃貸借契約を既に締結している。

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