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ＺＷＥＩＳＰＡＣＥ　ＪＡＰＡＮ　ブロックチェーンによる賃貸不動産管理サービス開始

2018.04.23 14:31

　不動産関連アプリケーションの開発運営会社であるＺＷＥＩＳＰＡＣＥ　ＪＡＰＡＮ（東京都千代田区）は金融業界を中心に先行しているブロックチェーン技術を不動産業界へ活用した先進事例としてブロックチェーン不動産登記を先日スタート。それに続き、４月２０日よりブロックチェーンを活用した賃貸不動産管理システムの提供を開始した。
　足もとでは仮想通貨業界の問題がクローズアップされるが、同社ではその基層となっているブロックチェーン技術にかねてより注目。すでに水面下で各国のパートナーとも商談を開始してきた。海外では外国人の登記可能性・不便さもさることながら、登記完了に数カ月かかるといった国もあるのが実情。このサービスではそのような地域や時の政治状況によって左右される国の不動産業界の支えにもなる。
　また日本においても活用可能性は高い。先般大手企業の被害で報道のあった地面師などによる不正取引。公正証書の偽造など、通常の記録だけでは解決できない問題もある。そのなかで同社の取得済み特許にはＩｏＴ情報をブロックチェーンに書きこむ仕組みを備えている。不動産取引に内在する未解決の問題についても、独自の高度な先端技術により、包括的な解決策を提供できるようになっている。