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森トラストグループ　新イノベーション投資戦略を進める

2018.03.12 11:50

人間ドック・健診予約ポータルサイトのマーソへ出資
　森トラスト（東京都港区）は７日、２月に掲載医療機関数が国内最大級の人間ドック・健診予約サイト「ＭＲＳＯ（マーソ）」等を運営するマーソ（東京都港区）への出資を実施したことを発表した。
　森トラストグループでは中長期ビジョン「Ａｄｖａｎｃｅ２０２７」における新規投資事業およびイノベーション創出の第一弾となる、投資総額２００億円の「新イノベーション投資戦略」を昨年１０月より推進している。また都市開発における外国人支援機能のひとつとして、医療分野を重要な用途に位置付けて、虎ノ門で開発計画を進めている「東京ワールドゲート」において、多言語対応の医療施設を設ける予定だ。
　今回出資したマーソは人間ドッグ・健診予約ポータルサイトの運営のほか、医師の慣習を受けた予防医療啓発メディアサイトの運営や医療ツーリズム、インバウンド事業などの展開を行う。
　今後、森トラストの保有するビル・住宅テナントの健康ニーズへの対応や全国で展開するホテルを利用した医療関連のサービス等、「新イノベーション投資戦略」の新たなパートナーとして、様々な形でのコラボレーションの実現を目指し、業務提携の協議を進めていく。