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日立製作所/日立ビルシステム ロボットによる来館者受付実証実験

2018.02.19 17:06

 三菱地所本社で
 日立製作所(東京都千代田区)と日立ビルシステム(東京都千代田区)は、ヒューマノイドロボット「EMIEW3」の音声対話機能と自律走行機能を活用した受付案内の実証実験を、三菱地所(東京都千代田区)の協力で、2月14日から16日まで三菱地所新本社で実施した。
 三菱地所は、先進的機能を有する「大手町パークビルディング」に本社を移転(詳細1面)し、1月5日から営業を開始している。新本社のオフィスは先進的なファシリティを備えており、従業員の新たな働き方やコミュニケーションを促進するだけでなく、三菱地所の商品企画や街づくりのために、これからのオフィスビルのあり方を検証する実証実験の場としても活用する。
 日立製作所と日立ビルシステムは、三菱地所の新オフィスにおける実証実験として、ヒューマノイドロボット「EMIEW3」を活用した受付案内業務を行う。実験では、受付スタッフが来館者の氏名や用件を確認した後、「EMIEW3」が会議室や応接室など所定の行き先まで先導する。実験により、施設内での人と調和した走行や、スムーズな接客・案内に向けたデータ取得やノウハウ蓄積を図る。日立製作所と日立ビルシステムでは、本実証実験を通じて、ロボットと人間が調和した未来のオフィスビルにおける接客・案内サービスの創出をめざすとしている。また三菱地所は、未来のオフィスの可能性や、将来の街への本格展開を見据え、引き続き本社を「実証実験」の場として活用していくとしている。

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