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Route Design コワーキングスペースで人間ドック

2018.01.15 11:36

「富士見 森のオフィス」と医院が連携
 コワーキングスペースやコミュニティスペースの普及が加速しており、働き方改革やコミュニティ形成に繋がるケースも増加。加えて企業で導入するケースも増えてきた。となれば、ビルオーナーにとっても注目の話題である。

 Route Design(長野県諏訪郡富士見町)は10日、運営を受託するコワーキングスペース「富士見 森のオフィス」(長野諏訪郡県富士見町)と、予防医学による健康づくりをサポートするライフクリニック蓼科(長野県茅野市)の連携による、フリーランスの働き方と健康を応援する新サービスをスタートさせたと発表した。「人を地域を医療からハッピーに」をビジョンに掲げるクリニックと連携し、コワーキングスペース利用者の健康を応援する「Work&Wellnessサービス」を開始する。
 富士見森のオフィスは2015年12月にオープンした、木造のコワーキング/シェアオフィス施設。富士見町が大学の施設を借り受けてリノベーションした。八ヶ岳のふもと、標高1000m台の自然豊かな環境にあり、コワーキングスペースを中心に8つの個室や食堂・キッチン、会議室、シャワー室、庭や森などを完備。移住者や地元の事業者など様々な職種の利用者が集まり、新しい働き方を実践する場となっている。富士見町への移住や2拠点居住のサポート、利用者向けスキルアップ講座等の開催、イベント運営、コワーキングキッチンやタイムシェアオフィスなどのサービスも行っている。
 Work&Wellnessサービスは、コワーキングスペース会員向けの人間ドック補助や、八ヶ岳でのリモートワークと健康診断を組み合わせた合宿サービスなど、都会では得られない仕事環境と健康プログラムを受けることができる。
 富士見森のオフィスはサービス導入の理由として、ビジネス機会の創出やキャリア・スキルアップなどの直接的な支援はもちろん、利用者のワークパフォーマンスを大きく左右する「健康」を支える間接的な支援も重要なビジネスサポートであるとしている。
 またRoute Designでは「森のオフィスの会員の方々が健やかな毎日を送り、仕事においては高い生産性・パフォーマンスを発揮できる様、ライフクリニック蓼科と協働し、様々なサポートを展開していく」と述べている。

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