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積水化学工業/Secual 太陽電池駆動のスマートセキュリティセンサーを共同開発

2017.12.11 17:57

 積水化学工業(東京都港区)とSecual(東京都渋谷区)は1日、積水化学のフィルム型色素増感太陽電池(以下、フィルムタイプDSC)を活用した製品を発表した。
 同製品は「低照度でも発電(照度500ルクス以下)」「薄い(1mm以下)」「軽い(ガラスの1/10以下)」「曲がる」「貼れる」という特徴を持っている。この特徴を活かし、屋内(住宅、事務所)・車内・地下街など様々な場所で使用されるエネルギーハーベスト用独立電源として、まずは電子広告及びIoTセンサー分野にて事業化を推進している。一方、Secualは次世代セキュリティセンサーの開発・事業化を進めていて、あらゆるIoT機器と同様に、長期間安定的な動作を実現するための電源供給が重要な課題だ。この課題に対するソリューションとして、Secualと積水化学は、フィルムタイプDSCを搭載したスマートセキュリティセンサーを共同開発した。
 今回開発したセキュリティセンサーには1次電池、2次電池、フィルム型DSCが組みこまれており、3点の特徴がある。(1)軽量・薄いため、窓などに貼りつけて使用可能、(2)自ら発電した電力で駆動し、余った電力は2次電池に充電可能、(3)夜間や雨の日でも2次電池からの電力によりセンサー駆動可能だ。
 同製品は防犯サービス及び見守りサービスを主ターゲットとしている。防犯モードでは窓に設置したセンサーが反応したら、警報発生するとともにモバイルデバイスへ異常を通知する。見守りモードでは、ドアや家電などに設置したセンサーが、一定期間反応がなければモバイルデバイスへ異常を通知するというもの。
 同社では「上記のセキュリティセンサーについて、製品化に向けた更なる改善を行い、Secualより2018年度の販売を目指す」としている。


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