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アースウィンド「五反田店」開業 「地域密着」に強みのオフィス仲介・リーシング

2017.11.27 12:16

 不動産の賃貸・売買仲介、プロパティマネジメントなど、事業用不動産に関わるサービス業務を総合的に展開しているアースウィンド(東京都中央区)は今月7日、オフィスの賃貸仲介を行う店舗としては都内で9店舗目となる「五反田店」を開業した。

 今回の五反田エリアへの出店について、五反田店店長の景山遼太郎氏は次のように話す。
 「当社ではこれまで、港エリアは浜松町店が、渋谷・恵比寿エリアは青山店がカバーしてきました。その間に位置する目黒・五反田・大崎・品川エリアは当社の営業範囲としては空白地帯となっていたため、営業強化を目的に五反田店を出店致しました」  新店舗は品川区・目黒区・大田区を主な営業範囲とし、オフィスの賃貸仲介・リーシングに特化したサービスを提供する。同社の最大の特徴は、地域ごとに異なる不動産事情やテナントニーズに対応するため、地域に密着した店舗運営を行っている点である。「五反田の地に腰を据えて営業を行っているので、このエリアの不動産に関する鮮度の高い情報を提供することができます。またビルオーナーに対してはリーシングに関してのご相談だけではなく、幅広いご要望に迅速にお応えできる体制が構築しました」と景山氏は述べる。
 近年、五反田エリア周辺ではITベンチャーやクリエイティブ系の企業が渋谷や恵比寿といった近隣のエリアから流れてくる傾向が強まっている。大きな要因の一つといえるのが、渋谷・恵比寿に比べ値ごろ感のある賃料である。景山氏も「そうした企業のオフィスニーズは非常に高い」とした上で「『賃貸オフィスは動きが早い』という地元ビルオーナーの声を聞いています。動きが早いということは後手に回ればトレンドを逃すことになってしまいますので、地域密着でスピード感のあるオフィスリーシングを展開している当社としては強みである部分を十分に発揮できると考えています」と意気込みを見せる。
 新店舗では現在のところ、目黒・五反田・大崎エリアの中小規模を中心とした賃貸オフィスの仲介・リーシングを展開しているが、今後は再開発による大型物件の取引や大森・蒲田エリアといった広範囲での営業展開も予定しているとのことだ。

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