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室内設置型核シェルター発売 避難時以外は書斎などとしての利用も考慮

2017.11.20 17:16

 ワールドネットインターナショナル(東京都港区)が、室内設置型核シェルター「WNISHELTER」の製造販売を開始した。
 核シェルターの定義は、核爆発によって発生するガンマ線が減衰する2週間、安全に過ごすことができるというもの。一般的な核シェルターは地下に設置されるが、ワールドネットインターナショナルが開発した核シェルターの設置場所は地上階の室内。同社の従来製品である室内設置型シェルターに、CBRNフィルターを装備したエアコン型核シェルターユニットを組み込むことで核の脅威にも対応させた。防爆、耐震、耐放射性物質、耐生物兵器、耐化学兵器の機能を持つ。
 設計は室内への設置に最適化した箱型。分割、組み立て型で、間口の狭いマンションや戸建て住宅にも設置可能。地震による家屋の倒壊や、台風や竜巻、ミサイル着弾時の爆風による家具・家電製品の飛散などにも対応する。
 内装、外装はカスタマイズが可能で、床材はフローリングやタイルカーペット、クッション素材など好みに合わせた仕様に変更できる。普段はシアタールームや作業部屋、書斎などとして利用できる。
 製品サイズは幅1800×高さ1800×奥行2300mm。床面積は約4㎡で、大人2人が過ごせる広さを確保。サイズはオーダーメイドで変更が可能だ。

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