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JLL 10月末時点の東京グレードAオフィス空室率・賃料を発表

2017.11.13 11:55

空室率2.9%、3カ月ぶりに低下
 総合不動産サービス会社のJLL(東京都千代田区)は8日、2017年10月末時点の東京Aグレードオフィス市場の空室率と賃料を発表した。
 東京Aグレードオフィスの空室率は2・9%、前月比0・1ポイント低下、前年比1・5ポイント上昇となった。3カ月ぶりに低下し、2カ月ぶりに2%台を示した。新規・拡張需要は堅調となり、空室が減少したサブマーケットには丸の内・大手町、日比谷、品川が含まれる。一方、賃料は月額坪当たり3万6620円(共益費込)。前月比横ばい、前年比1・8%上昇となった。上昇ペースは3カ月ぶりに減速し、安定的に推移したという。なお東京Aグレードの対象エリアは都心業務中心地区(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区)にある延床面積3万㎡以上、基準階面積1000㎡以上、地上20階以上、1990年以降に竣工した新耐震基準適合物件。

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