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長谷工コーポレーション BIMデータをVR体験 マンション開発・販売ツールに

2017.10.16 13:48

 長谷工コーポレーション(東京都港区)は5日、「長谷工版BIM(コンピューター上に作成した3次元の建物のデジタルモデルに仕上げや管理情報などの属性データを追加した建築物のデータベース)」のデータから直接3次元CG化する「長谷工オリジナルBIMビューワー」をパナソニック エコソリューションズ社(大阪府門真市)の協力を得て開発した。
 BIMで開発したマンションの住戸全タイプをCG化し、VR体験機器を利用してマンションの販売ツールやホームページ等での活用が期待できる。 
 従来、販売センターのモデルルームは1~2タイプだが、この技術により、マンションの住戸全タイプをVRで内覧することが可能になる。顧客はヘッドマウントディスプレイを使用し、バーチャル空間を自由に動き回ることができ、インテリアのカラーコーディネート体験も可能。ウェブ上に立体画面を表示し、パソコンやスマートフォン、タブレットで部屋の中を360度見まわせる。
 導入1号物件は地上15階建ての分譲マンション「ルネ八王子トレーシア」。

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