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「浜松町ビルディング」建替事業 10年かけ延55万㎡のツインタワー建設

2017.08.21 17:46

 野村不動産(東京都新宿区)並びにNREG東芝不動産(東京都港区)と東日本旅客鉄道(東京都渋谷区)は共同で推進している「(仮称)芝浦一丁目計画」の整備方針をまとめた。今後は東京圏の国家戦略特別区域の特定事業として東京都および港区の都市計画審議会による審議、国家戦略特別区域会議の合意を経て内閣総理大臣による国家戦略特別区域計画の認定を受けるべく手続きを進めていく。
 「(仮称)芝浦一丁目計画」は、NREG東芝不動産が保有する「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」および東日本旅客鉄道が保有するカートレイン乗降場跡地を一体とした4haを超える土地に約10年の期間をかけてオフィス、ホテル、住宅、商業施設などからなる大規模複合施設の整備を段階的に行っていく。日本を代表する建築家の槇文彦氏を設計者として迎え、東京湾岸部の新たなシンボルになると共に、同地区のみならず東京全体の更なる賑わい創出と国際競争力の向上に資する事業としての街づくりを目指していく。
 同計画の特徴は区域面積で約4・7ha。高さ約235mのツインタワー、延床面積は約55万㎡となる大規模複合開発となっている。周辺地区との回遊性の強化や国際ビジネス・観光拠点の形成などを整備方針としている。ツインタワーはS棟とN棟となっており、S棟は2023年度、N棟は2029年度に竣工を予定している。

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