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<海外戦略>森ビル ジャカルタ市最大のビジネス街で地上59階建て超高層ビル計画着手

2017.08.14 12:32

 森ビル(東京都港区)は2016年5月、シンガポールに現地法人を設立し成長著しい東南アジア諸都市を中心に、新たなビジネスチャンスを模索してきた。今般、同社としては初めてとなる東南アジアでの開発事業として、インドネシアの首都・ジャカルタ市で「ジャカルタ・オフィスタワープロジェクト(仮称)」の推進を決定した。
 このプロジェクトは、ジャカルタ市最大のビジネス街において超高層ビルが集積する目抜き通り・スディルマン通り沿い、スマンギ交差点近くに位置する、ジャカルタ最高水準のプレミアムグレードとなる大規模オフィスタワー計画。地上59階建て、高さ約266m、延床面積約19万㎡で、高品質なオフィスと飲食施設等からなり、優れたセキュリティシステムと環境性能を備える。ジャカルタ市を代表する新たなランドマークとなることを目指し、衣装デザインには「六本木ヒルズ森タワー」や「上海環球金融中心」も手掛けたニューヨークの設計事務所、コーン・ペダーセン・フォックス・アソシエイツ(KPF)を起用。清水建設(東京都中央区)と現地企業とのジョイントオペレーションによる設計施工のもとで既に工事に着手しており、2021年の竣工を予定している。

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