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大林組 音響管付き防音壁を開発

2017.08.14 12:38

 大林組(東京都港区)は屋外設備機器からの騒音や建設現場での工事騒音などを効率的に低減する音響管付き防音壁「サイトピアニシモ」を開発した。
 ビルの屋上や屋外等に設置される設備機器から発生する騒音は敷地境界線上において法定の騒音規制基準を満たす必要があり、基準を超える場合には騒音対策が必要となる。近年、省エネルギーや快適性向上のために自然換気窓を開放して外気を取り入れることで室内の温度を調節できる建物も増えつつあり設備機器の騒音対策はより重要となっている。
 「サイトピアニシモ」は防音壁の頂部に音響管を設置することで従来よりも防音壁を小型化できかつ防音性能を向上させることができる。小型化により防音壁の高さを抑えられることにより設置コストを低減できるとともに設計の自由度も向上。日照や景観への影響も軽減することができる。

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