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不動産競売流通協会 「競売不動産取扱主任者」試験1日より出願開始

2017.08.14 12:46

 不動産競売流通協会(東京都港区)は1日より第7回「競売不動産取扱主任者」試験の出願受付を開始した。
 同試験は不動産競売の専門家として、一般消費者に不動産競売のアドバイスおよびサポートもできる不動産のプロ「競売不動産取扱主任者」としての必要な知識の習得を目的に設立。現在、宅建業者の他、担保評価や融資、債権回収等を担当する金融従事者、士業、投資家、学生も含め2500名以上の競売不動産取扱主任者が活躍し、合格者は5000名以上を数える。
 不動産投資が活況の現在、「金融資産より不動産」という投資家をはじめとして、サラリーマン大家、不動産第一次取得者などの一般消費者が「不動産のセカンドマーケット=競売不動産」に着目、競売に対する問い合わせが増加する一方、債務超過で悩む債務者からの相談も増え、「競売不動産を相談できるプロ」の育成が急務となっている。またスキルアップや任意売却のツールとしての活用を考える受験者も増えている。昨年の受験者総数は1985名で、そのうち不動産従事者は約6割、金融機関従事者は約2割、士業約1割、その他1割という構成となった。
 試験申込みはインターネットと郵送で受付。インターネットの場合には10月31日23時59分迄、郵送は同日消印有効。試験は12月10日14時~16時、全国12会場で開催される。

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